今年の「横浜福島県人会郷里訪問旅行」記
今年は11月13~14日に「奥只見ダムと紅葉・柳津温泉虚空蔵尊」の旅をしてきました。
柳津は只見川沿いの山間にあるので熊の出没を心配しながらの2日間の旅でしたが、天候にも恵まれ、紅葉を満喫できた楽しい旅になりました。
朝7時半にバスタ新宿からJR夢街道1号で一路会津若松に、会津若松からJR只見線で1時間、2時過ぎに目的地の柳津に着きました。宿泊先の柳津温泉の老舗の旅館「内田屋」からすぐ近くの円蔵寺に向かって長い階段を登り、虚空蔵尊に参拝しました。13に因んだ13日でしたので普段は拝観できないところも見せていただけました。山全体が円蔵寺の境内で、禅宗の古刹は掛物にあった歴代の和尚さんの顔々などからも1300年の歴史を感じさせるものでした。円蔵寺は厄除け、成長祈願(13参り)などのご利益を謳っていましたが、檀家を持たないお寺で、後継者の心配もあるとのことでした。
予定のダムの観光船は土日のみ運行とのことで当てが外れました。なお、内田屋では松茸などキノコなどの山菜料理を堪能できました。
翌朝9時頃から魚淵などダム沿い道や温泉街を散策した後、旅館の女将の運転で隣町の立木観音堂のある恵隆寺に案内していただきました。そこでは“千手観音菩薩”などに参拝しましたが、「閻魔大王」なるもの像を初めて拝みました。
柳津に戻り、道の駅に隣接する地元の版画家斎藤清の美術館に行きました。企画展の版画は素晴らしいものでしたが、近年の版画ジャーナルによれば、人気投票では斎藤清がダントツで(棟方志功は4位)との展示もありました。昼食の地元の10割ソバに舌鼓を打ったあと、縄文古墳からの出土品や当時の住まいを展示した縄文館も見学しました。
柳津町は赤べこ伝説で町興し中の温泉と門前観光の町で、いま人口3000人、ご多分に漏れず高齢化も心配されていましたが、若い人もよく見かけ、想像していたより賑わいのある町でした。
13時半ごろ柳津駅からJR只見線、14時過ぎ会津若松からJR高速バス、20時過ぎにバスタ新宿から参加者は帰路に着きました。
今回ひとつ学んだことは、クマ出没についてマスコミ情報だけだとリスクが大きいように思え、事実柳津も熊の目撃、駆除もありましたが(クマ情報サイトあり)、朝夕と個人行動さえ避ければ普通に観光できることです。(堀 雅宏 記)